【VPN】ポート開放を必要とするゲームの簡単な接続方法

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この記事ではポート開放ができない方や、ゲームのサーバーを簡単に立てる方法について解説します。
しかし、この記事を拝見している方はそのゲームでのサーバーの立て方はそれぞれ検索していることと思いますので、ここではつまずくポイントの1つ、ポート開放できない問題を解決する方法を重点的に解説していきます。
※そしてこの方法は友人となど、少人数(2~10)程度の方法です。これより大人数の場合はサーバーを借りたほうが賢明です。

はる

この方法は、ほぼすべてのゲームのサーバー立てに使えるので、覚えておくと便利です。

ちなみに「ConoHa for GAME」や「Xserver VPS」などのレンタルサーバーを使えば面倒な設定は一切なしにサーバーを立てることができます。自分でサーバー立てるときの労力と電気代を考えるとレンタルの方がお得ではありますね。

しかしここに来る人は自環境で立てたい人だと思うので割愛します!!
自分もそう!!だって自前のサーバーつくりたいじゃんね。

「ポート」「VPN」

そもそも「ポート開放」とはどういう意味なのか。ある程度理解ができれば自ずと解決方法がわかります。
なんとなく理解しておいたほうが、今回紹介する方法はやりやすいかと思います。

そして今回使う「VPN」という技術についてご存知ない方向けに軽く説明いたします。こちらもある程度理解しておいたほうがいいのでご存知ない方は軽く目を通していただければと思います。

どちらもご存じの方は導入手順まで読み飛ばしていただいて構いません。

ポート

簡単に言うと家のドアのようなものです。

通常鍵のかかったドアですが、ポート開放というのは鍵のかかったドアを解錠するということです。
これにより、そのドアの位置を知っているものであれば誰でも出入り自由になるということです。

そう、つまりはかなり危険な行為というわけです。

VPN(Virtual Private Network)

今回の主役である、「Virtual Private Network」通称「VPN」です。

名前から想像できるように、これは仮想プライベートネットワーク、入り方を知っている人しか入ることができないプライベートなネットワークを構築することのできる技術です。

こちらは先程のポート開放と違って、鍵をかけたままやりとりをすることができます。
分かりやすく言うと、周りからは見えない「トンネル」で、玄関と玄関をつなげるようなものです。

「トンネル」と「User」の間は暗号化されていて、鍵を持っている「User」のみが暗号を解くことができるようになっています。つまりは比較的安全にデータのやり取りを行うことができます。

しかし、残念ながら100%安全というわけではありません。可能性は低いですが、公共のインターネットを介している以上は常に危険は潜んでいます。
また、VPNの設定ミスなどのヒューマンエラーによって情報漏洩が起こる可能性がありますが、正しく使うことができれば安全なものとなるので、十分に注意して使用するようにしましょう。

導入手順

では早速導入手順の解説をしていきますが、今回はわかりやすいように「Minecraft」のサーバー立てを例にして解説していこうと思います。

Minecraft以外のゲーム、ArkやRUSTなどのゲームでサーバーを立てる際は、ポート開放を必要とする手順を今回のものに置き換えればできるはずです。(MinecraftとArkは検証済みです)

導入手順の目次

STEP

VPNでつなげるためのツール

STEP

VPNを構築するための設定

STEP

サーバーに接続する側の設定

RadminVPNのダウンロード

VPNを構築するソフトウェアはいくつかありますが、その中でも分かりやすく、無料で使用できる
「RadminVPN」を使っていきます。

まずは公式サイトへ行きます。

トップページにわかりやすくFree Downloadとあるのでクリックしてダウンロードします。

あとはダウンロードしたexeファイルを起動して、「RadminVPN」のダウンロードを完了します。

RadminVPNの設定

起動するとこんな画面になるかと思います。(隠している場所はIPアドレスです)

メニューの「ネットワーク」→「新しいネットワークを作成します」を選びます。

このウィンドウが出てきたら、
「ネットワーク名」にはなんでも大丈夫なのでわかりやすい名前を、
「パスワード」にはお好きなパスワードを設定します。

すると最初のウィンドウにネットワークが作られます。

これで一度、サーバー管理者側の設定は以上となります。

次は友人側の設定になります。

友人側の設定

設定と言っても、参加する側はそこまでやることはありません。

参加する側も同じように「RadminVPN」をダウンロードしていただき、
今度はメニューの「ネットワーク」→「ネットワークに参加します」を選びます。
ネットワーク名には先程作ったネットワークと同じ名前パスワードにも先程設定したものと同じものを入れます。

するとネットワークを作成した側も、参加した側もお互いの名前がネットワークに表示されるかと思います。
表示されていれば成功です。

あとはゲームなどのサーバーに参加

これだけでポート開放せずとも同じネットワークに参加している人同士で、サーバーに参加することが可能となります。
あとはそれぞれのサーバーの設定にRadminVPNのIPなどを入力していけばできるはずです。
冒頭でも記載しましたが、「Minecraft」と「Ark」は確認済みです。

Minecraftの場合、参加する側はIPアドレスを入力するかと思いますが、この際はRadminVPNに表示されているIPを入力することで参加できるので注意が必要です。

もし不明点などあればコメントに記載のほどよろしくお願いします。
なるべく早くご返信致します。

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